糖尿病【安岡医院】淀川区 神崎川駅の内科・小児科

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糖尿病

糖尿病【安岡医院】淀川区 神崎川駅の内科・小児科

糖尿病

糖尿病になると、糖が血液中に溢れ返ってしまいます。高血糖がつづくと、血管を傷つけ、血管障害、動脈硬化が進行します。さらに厄介なのは「合併症」です。特に、三大合併症といわれる、網膜症、神経障害、腎症は注意が必要です。

 

①糖尿病網膜症

目の網膜には毛細血管が網目状に張り巡らされています。血糖値が高い状態が続くと細い血管が詰まることで酸素や栄養分が不足し、網膜症を起こします。初期には自覚症状がほとんどなく、糖尿病を放置し、治療が不十分だと、5年間で10%10年間で30%15年で50%、20年間で70%の方に網膜症が発症し、進行すると失明に至ることもあります。早期発見、早期治療のためには、眼科での定期検査を継続する必要があります。

②糖尿病神経障害

糖尿病神経障害は3大合併症のなかで一番早く発症し、5年程度で末梢神経と自律神経の両方を障害し様々な症状を引き起こします。手足のしびれや痛み、手足の先の感覚が鈍くなる、汗を異常にかく、逆に汗がでない、立ちくらみなどの症状がみられます。重症化すると手足の先に壊疽を起こす原因となります。

③糖尿病腎症

腎臓は尿を作る重要な臓器であり、毛細血管が密集しています。高血糖が10年~15年続くと、次第に血液の濾過機能が障害され、進行すると腎不全を起こし、血液透析が必要になります。糖尿病腎症は、日本における透析導入の原因、第1位の疾患であり、患者数は年々増加しています。